毎日の仕事や家事、育児に追われていると、ふと気がついたら家の中が物でいっぱい!
片付けても片付けても終わらない…。
気づけば毎日イライラしてる!
そんな悩みを持つママは少なくないはず。
私もずっとモヤモヤしながら過ごしていました。
そんな生活を変えたのが「捨て活」です。
「捨て活」とは、不要な物を手放し、暮らしをシンプルに整えること。
今回は、忙しいママでも簡単に始められる捨て活のコツと、私が実感した効果についてご紹介します。
なぜモノがいっぱい?ママが感じる3つの悩み

まずは、多くのママが片付けに関して具体的にどんな悩みがあるのかを深掘りしてみました!
①物が多すぎる
子供が生まれると、ベビーベッドやおむつ、おもちゃなどの育児グッズがどんどん増えていきます。その後も、年齢に応じて学校道具や習い事の道具、洋服や靴など、新しい物がだんだんと家に入ってきますよね。
子供のものだけでなく、お買い得商品や日用品のストックなどが大量にあることも散らかる原因に!
お得だからと、ついつい買ってしまうと物がどんどん増えてしまい、家の中を圧迫してしまいます。
②収納スペースの限界
多くのママが感じている問題のひとつに「収納スペースが足りない」という悩みがあります。
収納スペースが限られていると、詰め込みすぎてしまう原因に。
詰め込みすぎることで、収納した場所を忘れてしまったり、奥にある物を忘れてしまったりすることがよくあります。そうなると使わない物が増え、新しい物を入れるスペースがなくなるという悪循環に陥ります。
また、収納術や整理整頓のコツはたくさん紹介されていますが、それがすべての家庭に合うわけではありません。
自分の家庭に合わない収納をしていると、片付けが習慣化せず、物が出しっぱなしになりがちということになっていきます!
③片付けてもすぐに散らかる
何役もこなすママにとって、片付けに十分な時間を確保するのは難しいですよね。
毎日家事や育児に追われる中で、家が片付いていても、すぐに子供が散らかすという状況に悩むママは多いです。
また、家族全員が片付けをするという意識がないと、ママ一人が片付けることに。
せっかくママが片付けても、他の家族が散らかして元通りになってしまう…というケースが多々あります。
家族みんなで暮らしているなら、家のお片づけは家族全員でやって欲しい!と思うもの。
ですが、協力してくれる人がいない場合や、家族の協力が難しい場合は、部屋が散らかりがちに。
イライラの正体は「物が多すぎる」から

お片付けの勉強を始めて、気づいたことがあります。
それは、日常生活の中で感じていた「イライラ」は、実は家の中にある「モノの多さ」が原因だということでした。
家事、子育てのストレスのせいだと思っていましたが、よく考えてみるとイライラしている多くの場面が、家の中に物があふれていて自分の時間がなくイライラしていることが多かったのです。
イライラの原因に気付いたことがきっかけで、私は捨て活に目覚めました。
そこでまずは、家の中で物が多い場所を見直してみました。
1. リビングに広がるおもちゃやプリント
リビングは家族が集まる場所ですが、我が家は子供部屋がなく、リビングに子供の学校用品を置いているので、どうしてもモノが溢れていました。
リビングは本来、家族がリラックスする空間ですが、ランドセルや学校のプリント類が床やテーブルに置かれていたので、落ち着かない空間になっていたんです。
片付けても片付けても床に置かれてしまい、片付けの無限ループになっていました。
その結果、常に「片付けないと」というプレッシャーが常に頭にあり、心の余裕がどんどんなくなっていきました。
2. クローゼットに詰め込んだ服や雑貨
クローゼットにギチギチにかけられた服や、無造作に置かれた雑貨も、私のイライラの原因の一つでした。
シーズンオフの服や、今は着ていないけど「いつか着るかもしれない」と思って捨てられなかった服がクローゼットにパンパン。
これだと、必要な時に必要な物をすぐに取り出せず、探すのに時間がかかるという問題が起こっていました。

また、物を仕舞う場所がないと、新しく買ったものを一時的に床や椅子の上に置くことになり、さらに部屋が散らかって悪循環に。
結果的に、物を探す時間が増え、準備に追われるストレスも大きくなってきました。
3. 家族からの「あれどこにある?」
家族の中で片付ける人が私だけなので、「どこに何があるのか」を大体知っているのは私しかいません。
なので、 家族から「ママ、あれどこ?」という質問が繰り返されるたびに、心の中で「またか…」とため息が出て、家事や育児の負担に加え、精神的にも疲れ果てていました。
片付けても終わりの見えないこの無限ループが、私にとって大きなストレス源だったのです。
【完全保存版】物を減らすベストタイミング5選!心のモヤモヤもスッキリ解消 の記事では、物を減らすきっかけについてお伝えしています!

心の余裕を取り戻すために

日常のイライラの原因が「モノの多さ」にあると気づいたことが、私が捨てる生活を始めた最大の理由。
家事や育児に追われる毎日の中で、モノを減らすことは時間と心の余裕を取り戻すための第一歩だと気づいたのでした。
そこで、捨て活を始めて約1年。
家だけでなく、私の心や家族にも変化がありました。

何から捨て活すればいいかわからない方は、こちらの記事をご覧ください。

捨て活で得られる3つのメリット

捨て活を始めてから、私の生活は驚くほど変わりました。
以下の3つのメリットを特に感じています。
捨て活メリット1: 探し物が減り、家事効率がアップ!
物が減ることで、どこに何があるのか一目でわかるようになり、物を探す時間が劇的に減りました。
例えば、以前は子供のおもちゃや学校の提出書類を探すのに時間がかかりましたが、物を減らしたことで、整理整頓がきちんとできているので、すぐに探しているものが見つかり、探す時間がなくなりました。
結果、家事の効率も上がり、時間の余裕が生まれました。
捨て活メリット2: 収納がスッキリして、掃除も楽に!
捨て活を実践すると、物が減るため収納スペースに空きができ、物の管理も楽になります。
物を減らすことで掃除の際に物をどかす手間が減り、掃除がとっても楽になりました。 収納がスッキリすることで、家全体が整った印象になり、気持ちも軽くなる効果が☆

捨て活メリット3:心の余裕が生まれる!
物が少ない場合、探し物や掃除、片付けに追われるストレスから解放されます。
これによって、心にも時間にも余裕が生まれ、子供と一緒に過ごす時間を楽しんだり、自分の時間を楽しむ時間が増えました。
自分が好きに過ごせる時間が増えることで、心の余裕にもつながることを実感しています。
忙しいママでもできる!捨て活の始め方

捨て活は、最初から一気に片付ける必要はありません。できることから始めてみるのが1番です。
ここでは、捨て活のステップをご紹介していきます。
ステップ1:不要な物を「1日1つ」手放す
最初からたくさんの物を捨てようとすると、気持ち的にも負担になってしまいます。
まずは、「1日1つ不要な物を手放す」ことをやってみて下さい。
もう見ない書類や使っていない調理器具など、小さな物から始めてみて下さいね。
「1つだけでいい」と思えば、「いっぱい減らさなきゃ!」というプレッシャーを感じることがないため、捨て活のハードルが下がりやすいですよ☆
ステップ2:ゴミの日に合わせて計画的に捨てる
ゴミの日に合わせて計画的に物を処分することもオススメです。
燃やさないゴミ、大型ゴミなど、ゴミの日に合わせて少しずつ不要な物を処分することで無理なく続けられます。
私は、直接不用品が捨てられるようにゴミ袋に入れて片付けをしています。

ステップ3:収納スペースを見直す
物を減らした後は、収納に余裕ができますよね。余裕ができた収納スペースを一度見直してみて、モノの整理整頓をしてみて下さい。
収納に余裕ができると物の出し入れがしやすくなり、片付けやすくなります。そうすることで、自然と片付け習慣が身につきますよ。
捨て活を続けるためのコツ

捨て活は、始めるのは簡単ですが、続けるのが難しいと感じることもあるかもしれません。
なので、捨て活を無理なく続けるためのコツをいくつかご紹介します。
捨て活を続けるコツ1:小さなステップから始める
「今日はこの引き出し1つだけ片付ける」
「この週末はクローゼットだけ整理する」
このような感じで少しずつ進めると、継続しやすくなりますよ。
捨て活を続けるコツ2: 家族と協力して取り組む
家族全員が捨て活に協力することで、家庭全体が一気にすっきり! 特に、子供たちにも片付けの重要性を伝え、一緒に取り組むことで、家庭全体が整った状態を続けやすくなります。
子供が小さいうちから要・不要の判断ができるように練習しておくと、汚部屋にならずに済むかもしれませんね。
捨て活を続けるコツ3: 捨てることに罪悪感を持たない
最初は「捨てるなんてもったいない」という気持ちが湧いてくるかもしれません。
物を捨てることに対して罪悪感を感じるママが多いのも事実。
ですが、捨て活は「自分や家族のために空間を整える行為」です。
本当に必要な物だけを大切にすることで、暮らしがシンプルで豊かになります。
まとめ:捨て活で得られる「心の余裕」

モノを減らすことのメリットは、家が片付くだけでなく、家族全員が過ごしやすくなる点にあります。 特に忙しいママのことを考えると、捨てることで得られる「時間」や「心のゆとり」はとても大きなもの。
ぜひ、無理なく始められる「捨て活」を取り入れて、毎日の生活をもっと快適にしてみてくださいね! 小さな一歩から始めて、ゆとりのある暮らしを手に入れましょう!
コメント