日々の家事や育児に忙しいと、片付けや整理整頓はつい後回しにしがちになっちゃいますよね!?
散らかった部屋を見てイライラ・・・。そんな経験があると思います。けれど大丈夫!無理せずに少しずつできる方法さえ知っていれば、誰でも簡単に始められます。
今回は、特に小学生のお子さんを持つママが、子供と一緒に楽しみながらできる片付け術5選をご紹介します。少しずつの変化が、大きな効果をもたらすはずですので、ぜひご覧ください。
片付けを始める前に:なぜ片付けが必要なの?
お片付けで、整理整頓をしている家には、たくさんのメリットがあります。 子供が安全に遊べる空間が確保されずに、日常生活がよりスムーズに進むようになります。
必要なものがすぐに見つかり、時間の節約に繋がる
朝の準備中に「鍵がない!」「子どもの仕事どこいった?」と探し回って、こだわった経験はありませんか? 実は、探す物にかかる時間って意外と多いんです。
ZIPPO社が実施した「探し物」に関する調査によると、日本人は「1ヶ月で平均76分」ものを探して時間を使っているという結果が出ています。分ではなく時に換算すると約15時間!驚きの数字ですよね。
これって、めっちゃ時間もったいない!その時間があれば、趣味を楽しんだり、ゆっくりコーヒーを飲んだり、もっと「自分の時間」に使えるはず。 たった1日5分の片付け習慣をつけることで、探し物にかかる時間をかなりかけて走ります。 結果的に、心にも余裕が生まれ、毎日をもっとスムーズに過ごせますよ!
掃除が簡単になる
「あ、ここにもおもちゃ」「この雑誌どかさしなきゃ」なんて、片付けてから掃除機をかけるのは正直面倒です。床に物がない状態だと、掃除機をかけるのはあっという間。 さらに、床の拭き掃除もスムーズにできて、家全体がピカピカに!
また、不要な物を減らすことで、「ホコリもたまりにくい」です。 物が多いと、どうしてもその上にホコリが積もりやすくなり、掃除の手間も増えます。場所が減り、掃除の頻度も少なくなります。
結果的に、健康にも良い影響が!ホコリやカビが少ないと、家族のアレルギーや喘息のリスクも減ります。 簡単に掃除ができる家づくりは、掃除の手間を減らすだけでなく、家族みんなが健康に過ごすための始まりです。
家族みんなの心が落ち着く
片付いた家は、心に余裕をもたらしてくれます。さらに、空間がすっきりしていると、気持ちが軽くなり、リラックスしやすくなります。
例えば、リビングや寝室が片付いていると、帰宅してすぐに心が落ち着く空間に感じられ、家族全員が穏やかな気持ちで過ごせます。
また、片付いた家では、子供達が集中しやすくなり宿題がはかどります。
親も、家の中のもの探し物が減り、余計なイライラがなくなり子供やパートナーとの小さな衝突が避けられるようになります。
実際私も、整理された空間がストレスを軽減し、精神的にリラックスしていると実感しています。
特に、視界に余計なものがない状態は、頭の中も整理されやすく、家族みんなで一緒に片付けをすることで、家族内の協力やコミュニケーションも増え、より良い家庭環境が作られています。
1.まずは「5分片付け」からスタート!
まずは「5分」からお片付けをするのをオススメします!なぜ「5分」かという理由は以下の通りです。
なぜ5分なの?
「片付け」というと、大変な作業をイメージしがちですが、5分という短い時間であれば誰でも気軽にできます。 ちなみに、テレビを見ている間や、お風呂のお湯がたまるのを待っている間の「5分」にも少しずつお片付けができますね!
具体的なやり方
- タイマーを5分にセットします。
- 目についたものを3つだけ片付けます。
- これを毎日続けることを目標にしましょう。
コツとポイント
- 完璧を目指さないことが大切です。
全てを一度に片付けるのではなく、少しずつ積み重ねることがポイントです。 - 「明日もあるさ」という気楽な気持ちで。
片付けは毎日の作業なので、できなかった日があっても気にせず、また始めましょう。 - 自分を褒めてあげてください。
少しずつ成果が見えると、自分への満足感が伝わります。自己評価を高めることはモチベーションアップにもつながります。
2.「見える化」で続けやすい
収納が苦手なママさんにおすすめしたいのが、「見える収納」です。 どこに何があるのか一目でわかるので、探す時間も減り、片付けが続けやすくなります。
なぜ見える化が効果的なの?
片付けを習慣にするためには「見える化」が重要です。見える化とは、整理した状態を目で確認できるように工夫すること。この見える化、簡単にできるのでぜひオススメします。
簡単な見える化のコツ
- 透明の収納ケース使う
中に入れると一目でわかるため、使いやすさが向上します。 - ラベルを貼る(絵や写真でもOK)。
子供でもわかるように、例えばおもちゃの箱にそのおもちゃの写真を置いておくことで、お片付けが簡単になります。
子どもと一緒にできる工夫
- おもちゃの写真を収納箱に貼るとお片付けが遊び感覚でできるようになります。
- 「ここまで」のラインを合わせて、片付けの範囲を決めると、ゲーム感覚で進められます。
- 片付けた後にシールを貼ってチャートを作って、達成感を感じさせてあげるのも楽しいですよ。
3. 「捨てない収納」もあり
片付けをしていると、「これ、捨ててもいいのかな?」と考えることがよくありますよね。でも、すぐに全部捨てるのはちょっと勇気がいるし、後で後悔することもあるかもしれません。そんな時は、無理に捨てなくても大丈夫です!
仮置き場を作ろう
まず、大きめの段ボール箱や収納ボックスを1つ用意します。この箱に「収納したもの」をとりあえず入れておきます。
例えば、「使うかどうかわからない」「もったいない」と感じるものを入れておきます(我が家では迷うBOXと言っています)。そして、1ヶ月間、その箱に入ったものを使わなかったら「もう必要ない」と考えて、手放しましょう。
活用のポイント
- 季節物は別の箱にまとめて、使う時期だけ出します。
- 子供の成長に合わせて整理。不要になったものは、友達に譲ったり、寄付するのも良い方法です。
- 思い出の品は、写真に残してから手放すのもおすすめです。
4.「動線」を意識した片付け
家の中の「動線」とは、人が歩く道や移動経路のことです。 動線を意識することで、無駄な操作を減らし、片付けが簡単になるだけでなく、家事の効率もアップします。
リビングの動線づくり
- よく使うものは取りやすい場所に収納します。たとえば、宿題セットはリビングのテーブル近くにまとめてあるので便利です。
- 子供の手に届く高さに収納を設置することで、子供自身が自分で片付ける習慣をつけられます。
キッチンの動線
- シンクのまわりには、必要な物だけを置きましょう。
お皿や調理道具など、よく使う物をシンクの近くに置いて、すぐに手に取って料理がスムーズにいきます。
キッチンはゴチャゴチャしてしまうので、とにかくシンプルにするのがコツです。 - 調理台は常に片付け、作業スペースを確保します。 使った物はすぐに元の場所に戻すことを意識しましょう。
5.「ファミリールール」を作ろう
家族全員が参加して片付けを進めるためには、簡単なルールが効果的です。みんなで決めたルールを守ることで、家族全員が自然と片付けに参加します。
例)みんなで決めるルール
- おもちゃで遊ぶ前に「何を遊ぶか」を決め、そのおもちゃ以外は片付けてから遊び始めます。
- 食事の後は自分の食器を自分で運ぶというルールを設けます。
- 寝る前の5分間を「お片付けタイム」として、一日の終わりに部屋をリセットします。
続けるコツ
- がんばりシートを作り、ルールを守られた時にはシールを貼って達成感を味わいましょう。
- 週末には家族で振り返り、片付けの成果をみんなで共有することで、達成感が生まれます。
最後に:完璧を目指さないで!
お片付けは、一度に全部をキレイにしなくても大丈夫です。少しずつ、自分のペースで無理せず進めることが大切です。
例えば、今日は5分だけ片付ける、明日はちょっとだけ物を減らす、というように、小さなステップを踏んでいくことで、いつの間にかお部屋がスッキリしていきます。
そして、家族みんなで一緒に片付けを楽しむことも大事なポイントです。一人で頑張るのではなく、家族みんなで「今日はここを片付けてみよう!」と声をかけ合うことで、片付けも楽しい時間になります。
忙しい毎日を過ごしている中でも、ちょっとした時間や気持ちの余裕を使って、少しずつ片付けていけば、きっとお部屋が気持ちいい空間に変わっていきます。何よりも、家族みんながリラックスして過ごせる場所になっていきます!
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